インタビュー

株式会社リマ

大好きな人を想う時、人は笑顔になります。
私はそんな笑顔の溢れる世界にしたいと思います。リマのお菓子がその助けになれるよう、これからもがんばります。

”みなさんの笑顔”というのをとても大切にしています。

岡根 聖美株式会社リマ
代表取締役

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はじめに

親しみやすく優しい味で人気のお菓子であるバナナカステラ。あなたは食べたことがありますか?
バナナカステラは門真市の株式会社リマさんで作られています。今回は長年親しまれるバナナカステラの秘密を教えてもらいました。

ものづくりタウンかどま

Q.バナナカステラを製造している機械の音が聞こえてきますね!

岡根社長

はい、製造から発送までこちらの工場で行っています。 株式会社リマは1965年に先代の父が深江橋で始めたのですが、その時はバナナカステラを手焼きで作っていました。人力で焼く焼き型は5キロもあって重くて力仕事。バナナカステラは人気でしたが需要に製造が追いつきませんでした。 もっとたくさんのバナナカステラを作りたいということで、門真市に引っ越してオートメーションの機械をもつ工場を作り現在にいたります。

ものづくりタウンかどま

Q バナナカステラの特徴を教えてください。

岡根社長

当時からバナナの形をした親しみやすいお菓子ですので、幅広い方に人気でした。 でも、じつは当初はバナナカステラの餡にバナナの成分は入っていなかったんです。 けれどあるとき、お客様から「バナナカステラにバナナが入っていないのですか?」という一本の電話が来たんです。父はすごく悩んで試行錯誤した結果、バナナカステラの中にバナナ餡を入れることができました。 本物のバナナが入ったこのバナナカステラは今では全国に出荷されています。

ものづくりタウンかどま

Q.そのような試行錯誤の歴史があって今に至るのですね。

岡根社長

はい。ご愛好いただいている皆様には「懐かしい味」「いつもそばにあった味」と言われるのでとても嬉しいです。 子供の頃食べていたバナナカステラが、大人になり親になった時、今度は子供と一緒に食べている、という様に世代を超えて親しまれるようになりました。

ものづくりタウンかどま

Q.製造している様子を見せて頂けないでしょうか?

岡根社長

はい、バナナカステラはこだわりの材料を使って自社で生地や餡を作っています。 バナナ餡を大釜で炊きあげた時はとても良い匂いがしますよ。 生地は3分ほどで焼き上げ冷却します。 一つ一つ丁寧に検品をして、出来立てほやほやの状態をラッピングして全国に発送します。

ものづくりタウンかどま

Q.バナナカステラの他にもお菓子を作っているのですね。

岡根社長

はい。こちらはスティックケーキと言いましてそれぞれ中にクリーム系のものが入っております。 お味の方はカスタード、イチゴ、チーズ、ミルク、アールグレイとなっており、さまざまな味が楽しめますよ。

ものづくりタウンかどま

Q.ありがとうございます。最後にリマさんが大事にしている価値観について教えてください。

岡根社長

私は”みなさんの笑顔”というのをとても大切にしています。 お客様を笑顔にするのはもちろん、うちの従業員さんも笑顔も大事です。「この会社に勤めていて幸せだな」と思ってもらえる会社作りを目指しています。 大好きな人を想う時、人は笑顔になります。 私はそんな笑顔の溢れる世界にしたいと思います。リマのお菓子がその助けになれるよう、これからもがんばります。

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