インタビュー

まむ多

まむ多は門真の地で創業70年になります。
私たちは和菓子をたくさん作るというよりは、一つ一つ丁寧に、目の届く範囲で材料や手作りにこだわって納得したものを皆さんに届ける、と言うことを一番大切に考えています。

美味しいお菓子を地域密着で作り続けていきたい。

高田 佳代子まむ多
取締役

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はじめに

大和田駅徒歩1分。郷土銘菓「まむ多」。
門をくぐると、そこには美味しそうで彩豊かな和菓子がたくさん並べられている。
焼き立てのどら焼きや彩豊かな季節の和菓子は見ているだけでも楽しく和やかな気持ちになってくる。
今回は地域の毎日を和菓子で彩っている郷土銘菓「まむ多」さんを伺いました。

ものづくりタウンかどま

Q.こんにちは。「まむ多」のこれまでの歩みについてお聞かせいただけますか?

高田取締役

まむ多は門真の地で70年になります。 元々この辺りは茨田(まんだ)という地名だったのですが、 まんだ、まんた、まむた、、まむ多! というように愛称みたいな感じで呼ばれるようになりました。 門真の地は豊富な水に恵まれた米です。 良いお米は良い和菓子と切っても切り離せないものですので和菓子にはぴったりであったと思います。

ものづくりタウンかどま

Q.お菓子が一つ一つ美味しそうで綺麗で、見ているだけでも楽しくなります!

高田取締役

うれしいことに、私たちは四季のある国にいます。 その時期一番の素材を選んでつくる季節の和菓子は、豊かな自然からのおすそわけですね。 まむ多では定番のお菓子から郷土銘菓、そして慶弔用のお菓子も用意しています。 でも、私たちは和菓子をたくさん作るというよりは、一つ一つ丁寧に、目の届く範囲で材料や手作りにこだわって納得したものを皆さんに届ける、と言うことを一番大切に考えています。

ものづくりタウンかどま

Q,こちらにはクッキーもありますね。

高田取締役

こちらは米粉とおからを使ったグルテンフリーの美味しいクッキーです。 入学式のお祝いメッセージや、友達との写真もプリントできますよ。 プレゼントなどにしてもらうと、とても喜ばれます。

ものづくりタウンかどま

Q.和菓子づくりへの思いを教えてください。

高田取締役

これからも美味しいお菓子を地域密着で作り続けていきたいです。 最近、若い人の和菓子離れと言われています。和菓子を特別な時に食べるものと捉えられるのではなく、普段着のように親しんで食べていただけるようにしたいと思います。

工場の中では丁度どら焼きを焼いていました。 工場長の戸羽 未裕希さんにもお話を聞くことができました。

ものづくりタウンかどま

Q.おじゃまします。どら焼きの生地が良い香りですね。

戸羽工場長

はい。小麦粉を使用しているのですがグルテンをできるだけ出さない小麦粉でふんわり、さっくりとした生地に仕上げております。焼き立てなのでまだ湯気が立っていますね。 こちらは餡子の小豆ですが、北海道産の小豆で一番良い「みやび」を使用しております。

ものづくりタウンかどま

Q.まむ多には地元の方が朝からどら焼きを買いに来ていますね

戸羽工場長

はい。朝は焼き立てなので特に美味しいです。 長く愛されてきたどら焼きの味を変えないよう、教えてもらったやり方を丁寧に続けて作っていくよう心がけています

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